【ビットコイン暴落】大量の資金は何処へ流出してしまったのか?
こんばんは、よなよな日記【投資ブログ】の管理人よなよなです。
今回は、ビットコインの暴落で流出した資金がどこに流れたのか
資金の動きが、今後の米国株について読み解きます。
目次
ビットコイン、7万ドルから3万8000ドル付近まで大幅下落
一時は、7万ドルにまで急上昇していた、ビットコインですが
5月中旬に3万8000ドル付近まで大幅に下落したままもみ合いを続け
いまだ回復する兆しが見えてきません。
この、流出した資金がどこに向かったのか?
コロナワクチン接種の普及によって回復しつつある米国経済から
ひも解いて行きたいと思います。
米国は、集団免疫の獲得に成功
米国では、ワクチン接種が加速的に進み2回目のワクチン接種率は
6月8日現在で43.6%に上っています。集団免疫の獲得に成功したことで
コロナ感染者数はピーク時に比べ97%も減少する結果となりました。
ビットコインからコモディティへシフト
集団免疫の獲得によって今後、米国経済は順調に回復し雇用と消費の拡大が期待できます。
消費の拡大は、原油や穀物・銅や金の需要に大きく影響を与えますから
投資対象が、ビットコインからコモディティ(金を含む商品)へ流入しているのではないかと考えられます。
金とビットコインはどの国にも属する事のない「無国籍通貨」というくくりで、
同じ扱いをされていますが、実際に金チャートを見てみると
年初より低迷していた金相場が、5月中旬より上昇を始め、一方ビットコインは5月中旬から下落しています。
ビットコインと金相場が逆相関の関係になり投資対象としての性格の違いが明確になってきました。
コモディティ(Commodity)とは・・・一般的に「商品」のことを指し、原油などのエネルギー、金や銅・プラチナなどの金属、トウモロコシや大豆などの穀物といったようなコモディティ「商品」に投資することをいいます。
米国株式相場にも変化が?バブル相場の後半戦に突入
また、米国の景気回復は長期金利の上昇やインフレ懸念から
テーパリング(金融引き締め)が始まる可能性も出て来ます。
また、今まで投資対象だった、S&P500の主要銘柄グーグル・アップル・フェイスブックに代表される
高PERのグロース株は金利上昇局面で、金利と比較した益回りの低さから、
相対的な投資魅力が低下し売られやすくなる傾向があり
代わりに鉄鋼・化学・紙パルプなどの素材産業や工作機械などの設備投資関連など
景気の反動に素早く反応する景気敏感バリュー株に投資対象がシフトしていきます。
米国株以外も、視野に入れて幅広い投資スタイル
このように、コロナ相場後半戦に向けて資金の流れが大きく変わりはじめています
長期投資の対象として、米国株の代表S&P500インデックスファンド以外にも
「三菱UFJ純金ファンド(ファイルゴールド)」などのコモディティや
米国だけでなく、経済成長の発展が著しい中国に投資出来る「新光 新成長中国株式ファンド(シャングリラ)」などこれから積み立て投資を始める方は幅広いジャンルをポートフォリオに組み込む事でリスク回避を
視野に入れていく重要な局面に来ていると考えます。
今週の、NISA 運用報告
それでは、2021年6月2週目のNISA運用の報告となります。今回はどうなったのでしょうか?
運用中の銘柄も合わせてご覧ください。
NISA購入ファンド運用結果2021年6月14日時点
運用収益率が +24.3%
運用収益額が +323,243円
となりました。
今週も先週と変わらず、株価に対するニュースもありませんでしたので運用収益にも大きな変動はありません。
また、6月15日のFOMCも控えてますのでしばらくは、穏やかな相場続くと思います。
購入ファンド | 損益率 |
ニッセイ外国株式インデックス | 22.6% |
S&P500インデックス | 22.8% |
新興国株インデックス | 19.3% |
FANGインデックスファンド | 8.8% |
米国IPOニューステージファンド | -1.2% |
今回のまとめ
今回は、ビットコインの資金流失から今後の米国株の流れを考えてみました。
コロナワクチンの普及によって経済活動の回復は、今までの金融相場から業績相場へと確実にシフトしていると
思いますのでS&P500一択ではなく、エネルギー関連銘柄やコモディティ・新興国株式インデックス
などの幅広く今後の動きに注目していきましょう。
このブログが、これから投資を始めるきっかけになってもらえれば幸いです。
今日も一日お疲れ様でした。
おやすみなさい。